インスブルック


国際会議でオーストリアのインスブルックへ行ってきました。適当に写真をおりまぜて文章をつくってみます。

いまにして思えば、準備が忙しいのと純粋な遊びじゃないことで下調べが十分ではなかったですね。検索エンジンで調べても結構ひっかかりますし。まぁ最初の欧州方面への旅行だったのでこんなものでしょう。

旅は2/14にはじまりました。正午前発のオーストリア航空(全日空との共同運行)OS558便で12時間かけてウィーンにむかいます。ちなみに私は高いところがダメなので、12時間も耐えられるか心配でしたが、まぁなんとか慣れたようです。時差が8時間あるので着いたのは16時ごろでした。雪がけっこうあってなかなか前途多難なものを感じさせました。

結構雪のあるウィーン国際空港でチロル航空にのりかえます。ここから1時間ほどでインスブルックです。まさかあれじゃないだろうな、と言っていた50人乗りくらいのプロペラ機に乗ることになりました。スチュワーデスさんが妙にかわいかったのは気のせいでしょうか。夜だったのでろくに外もみえない中、魚の酢漬けみたいな機内食を食べつつインスブルックに到着します。

空港から外に出たはいいものの、なんか駅をあらわすドイツ語がわからなくて(正解はHauptbahnhof:中央駅)、バスの行き先が不明。よってタクシーでホテルEUROPA TYROLにむかいます。古風なホテルの3人部屋でした。


HOTEL EUROPA TYROL

EUROPA TYROL

(99.2.16撮影)

国際会議のあいまに観光をするのですが、三日もすればだいたいまわってしまえる小さな町でした。それこそ観光メインなら一日でもOKかも。


駅前から山々をみるとこんな感じです。よくみると結構雲がかかってますね。関係ないけど、看板のおにーさんと目が合ってしまっています。みえている線路は路面電車のもので、インスブルック駅はこんなにちゃちいものではありません。

駅前からみる山々

(99.2.15)

インスブルックのシンボル、黄金の小屋根

黄金の小屋根

(99.2.15)

市の塔(冬季は登れないらしくて残念)

市の塔

(99.2.15)

黄金の小屋根の傍の建物(ヘルプリングハウスというらしい)

建物

(99.2.15)

KONGRESSHAUS(国際会議会場)と山々

KONGRESSHAUS

(99.2.15)

凱旋門

凱旋門

(99.2.16)

2/16の昼間、街中をうろうろしていたら何やら始まるようす。どうやら謝肉祭のカーニバルらしいとのこと。仮装したみなさんと車にひかれた手づくりアトラクションでお祭り騷ぎになってました。一応マリア・テリジア通りだけだったのかな。


おまつり(その1)

おまつり1

(99.2.16)

おまつり(その2)

おまつり2

(99.2.16)

レストランで飲んだヴァイスビールがうまかったです。ちなみにスーパーで安いビールを買ったらアルコールなしビールでした。「ALKOHOLFREI」のキーワードに注意。


アルコールフリービール

アルコールフリービール

(99.2.18)

ちなみにこっちは普通のビールです。まぁおいしかったかな。

ビール

(99.2.19)

あとスーパーでアヤしかったのは、ことごとく彩色された玉子でしょうか。イースター用にしてもこんなにあるかなぁ。なお茶色の普通っぽいのも少々みうけられました。


カラフルたまご

カラフルたまご

(99.2.18)

2/18、国際会議もおわりフリーになった我々ですが、雪がばんばん降ってくるので山に登って景色を楽しむわけにもいきません。ザルツブルグに行くという計画もあったのですが、手頃な列車が雪で80分遅れ。しかたなくインスブルックに閉じこめられるという結果になりました。くやしいのでインスブルック駅のホームだけでも味わいにでたときの写真です。


駅のホーム

駅のホーム

(99.2.18)

そういうわけで雪だらけのマリア・テレジア通り、聖アンナの記念柱です。

聖アンナの記念柱

(99.2.18)

ついでに雪のインスブルック駅です。

雪のインスブルック駅

(99.2.18)

そういうわけで結局ずっとインスブルックに滞在しました。買ったおみやげは、モーツァルト印のチョコレート、おかし、オーストリア産ワイン、首に巻くスカーフみたいの、チロリアンハットをかぶった熊のぬいぐるみ、スプーン、アルペンパノラマ図ぐらいでしょうか。10万以上もっていったのに使ったのはせいぜい1万5千円でした。

帰りのインスブルック空港で暇だったので、乗ったプロペラ機を撮ってみました。向こうの山がみえたりみえなくなったりしていました。ちなみに行きに乗ったのも同型機と思われます。乗ってると低周波治療機みたいな振動があって、妙に心地よかったりします。


プロペラ機その1,2,3

プロペラ機1

(99.2.20)

プロペラ機2

(99.2.20)

プロペラ機3

(99.2.20)

帰りは東向きなので、所要時間が若干みじかくなりました。インスブルックからウィーンまで1時間、ウィーンから関西国際空港まで11時間です。帰りは窓側の席だったので、結構こわいものがありました。経験上、俯角45度をこえた景色をみるとこわいようです。帰りの朝日はきれいでしたし、淡路島もきれいにみえてました。

ほとんど定刻の21日、午前7時に帰ってきました。さくっと手続きもすんで、出てこれたのは7時40分くらいでした。


おまけの銀塩写真集
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